開店祝いに喜ばれるギフト

開店祝いは、友人知人や仕事上の関係者が新規に店舗をオープンした時に、前途を祝してさらなる店の発展を願い贈るものです。相手に喜んでもらえることが一番ですが、何にして良いか迷ってしまう方も多いでしょう。失敗しない開店祝いの贈り物とはどのようなものでしょうか。

贈るものを検討する

店舗経営者に、もらって嬉しい開店祝いは何かとアンケートを取ったところ、最も多かったのは現金や商品券だったと言われています。何かと物入りな開店直後は、店主が用途に合わせて使えるので、現金や商品券が好まれると思われますが、目上の方や仕事の関係者に渡すのは失礼に当たります。よほど親しくない限りは避けた方がいいでしょう。
店主が自分と近しい関係の方でしたら、欲しいものを尋ねてもいいかもしれません。趣味に合わないインテリア用品や文房具、店舗用の備品を贈っても、店舗の雰囲気に合わずに相手を困惑させることになるでしょう。難しい場合は、誰にでも喜ばれそうな商品が揃っているカタログギフトもいいですし、従業員やお手伝いに来た方が簡単に食べられるお菓子や飲み物などもおすすめです。

開店祝いには花が無難なことも

品物を贈るのに困ってしまうのであれば、開店祝いに花を選ぶといいでしょう。無難ですし、店舗が華やかになって喜ばれることが多いです。
路面店で駐車場などの空間が広く取れる場所であれば、大きなスタンド花が適しています。店舗の目印にもなりますし、新規の顧客の目に留まりやすくなるでしょう。
テナントや十分なスペースが取れない場所であれば、鉢植えの花や小さめの容器にさしたアレンジメントフラワーがおすすめです。花や花粉が飛び散って商品を汚す心配があったり、密閉されたビル内や病院等であれば、花の香りが強いと具合が悪くなる恐れがあったりします。その場合は、観葉植物や胡蝶蘭などの周囲を汚しにくく、香りが気にならない鉢植えを選ぶか、特殊加工されたプリザーブドフラワーを選ぶといいでしょう。これらの鉢植えやアレンジメントは、手入れが楽というメリットもあります。

開店祝いのマナー

開店祝いの金額に関しては、仕事関係の取引先であれば2万円~3万円が妥当だと言われています。重要な顧客であれば5万円ほど奮発することもあります。友人や知人であれば1万円相当のもの、親や子供、兄弟親戚であれば3万~5万円くらいになります。親族間の場合は、お付き合いの金額を決めるルールを作っていることがありますので目上の親族に相談するといいでしょう。
開店祝いの熨斗紙や花であれば木札やカードを付け、開店日の前日までには渡すように手配します。間に合わずに当日以降になった場合は、祈御発展と記して渡すようにしましょう。当日に相手方が忙しくて対応が難しい場合は、開店日翌日に持って行くようにします。
開店祝いには、火事や赤字を連想させる赤いものは避けるのが決まりです。火事で店舗を焼失、商売が傾く意味の赤字と悪い意味になってしまうので、店主が希望した場合にもなるべく避けるようにした方が無難でしょう。